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仲卸インタビュー第11弾では、誰もやっていないような新しいことにこだわり、挑戦し続ける、築地の仲卸「熊梅」の「岡田健一郎」さんのインタビューをご紹介します。



■自己紹介:㈱熊梅/岡田健一郎(おかだ・けんいちろう)
1980年 千葉県浦安市出身。生マグロ・冷凍マグロの加工業を経験した後に築地の仲卸「熊梅」に入社。
現在は鮮魚、寿司種、貝類などを「熊梅」で、マグロやカツオを中心に担当している。



▼目次


・仲卸として働くということ。


・誰よりも魚に詳しい「仲卸」になる。



■仲卸として働くということ。



-仲卸として働くことになったきっかけを教えてください。


元々は東雲にあるマグロの工場で働いており、そこで「生マグロ」「冷凍マグロ」の加工をしていました。
築地にもマグロを仕入れるために通っていたので、多少仲卸に馴染みはありましたが、その当時は自分が仲卸として働くことになるとは想像もしていませんでした。


そんな中、マグロの工場が廃業せざるを得ない状況になってしまい、新しい職場を探している時に、働いていたマグロの工場の社長から「熊梅」を紹介してもらいました。
最終的に、マグロを加工していた経験を買っていただき、「熊梅」で働くことになりました。


私が「熊梅」に入ったことで、今まで「熊梅」では取り扱っていなかったマグロを仕入れることになり、今ではマグロを始めカツオなどを中心に担当させていただいています。


-マグロを取り扱っていたとはいえ、仲卸として働くことへの不安はありませんでしたか。


正直ありました。


「熊梅」で働き始めたばかりの時は、「鯛(タイ)」をはじめ、「鯵(アジ)」のような小魚でさえ、どう捌けばいいのか分からないという状況でした。
しかし、お客様は自分が担当している魚だけを求めて来ている訳ではないので、最低限「熊梅」で取り扱っている魚について知っていないと、この先仲卸としてやっていけないと感じていました。


-仲卸としてやっていくために何か取り組んだことはあったのでしょうか。



基本的に「熊梅」で取り扱っている魚は全て触れるようにしています。


いつお客様からの要望や質問があっても応えられるよう、自分が担当していない魚であっても、実際に捌いて魚の状態を把握したり、魚種ごとの細かい情報は主担当に聞くなどして常に頭に入れるようにしています。


私の場合、仲卸として、魚のプロとして、常に魚についての学ぶ気持ちは忘れないようにしていますし、魚に関すること以外にも、仲卸業に活かせるような新しい取り組みや情報などには常にアンテナを張るようにしています。


-今までに行った、新しい取り組みについて教えていただけますでしょうか。



「熊梅」の社長には働き始めた頃から「お前の好きなようにやっていい」と言われているので、「思ったことはまずやってみる」ようにしています。


今までに「熊梅」で行った新しい取り組みとして、一番は私が「熊梅」に入り、今まで取り扱っていなかったマグロを仕入れるようになったことです。
また、「いなせり」も新しい取り組みの一つで、今後も、お客様に喜んでいただけるような新しい取り組みは積極的に行っていきたいと思っています。


-新しい取り組みのアイデアはどうやって考えられているのでしょうか。


世間で流行っていたり、話題のある情報には常にアンテナを張るようにしていますが、一番は普段お客様と話す何気ない会話からヒントを得ています。


特にお客様との会話の中で、「こういうのがあれば良いよね、こういうの最近流行っているよね」などの話は聞き逃さないようにしています。
それが、お客様の一番求めていることだと思っていますし、仲卸としてなるべくお客様のご要望には応えたいと思っています。


■誰よりも魚に詳しい「仲卸」になる。



-岡田さんが目指す今後の仲卸像について教えてください。


どの仲卸よりも魚に関する知識を身に付けることです!


「熊梅」で働き始め、約6年が経ちましたが、築地には私よりもひと回りもふた回りも年上な魚に詳しい方達が多くいます。
私は「負けず嫌い」なので、この先、そういった方達に負けないくらい魚に関する幅広い知識を身に付け、どんなお客様が来ても対応できるようになりたいと思っています。


岡田さん本日は本当にありがとうございました!


■インタビューを終えて



岡田さんは、何より、まずは行動してみることが大事であり、この先どの仲卸もやっていないことを誰よりも先にやっていきたいとおっしゃっていました。
その思いが仕事へのモチベーションにも繋がっているようです。


今後の岡田さんがどういう新しいことに挑戦するのか楽しみであり、応援していきたいと思います。



◎取材協力:(株)熊梅
http://www.kumaume.co.jp
東京都中央区築地5-2-1(築地場内市場) 店舗番号3060~3064



聞き手・構成:吉永大祐
撮影:駒ケ嶺亮一


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