いなせりブログ

いなせりブログでは、いなせりスタッフの日常や
魚河岸の魅力をお届けします!

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みなさん、こんにちは。デザイナーの駒ヶ嶺です。
昨年あたりから良く目にするようになった「AI」や「機械学習」という単語。


本屋に行っても、そのジャンルの書籍が占める割合も徐々に増え、一過性の流行りでは終わらなさそうな印象があります。


そんな中、AIを導入している企業ではどのような取り組みが行われているのか知りたくなり、
先日、DeNAとGoodpatch主催で開かれた「UI Crunch #10 AIと人を繋ぐ、UIの可能性」に参加してきました。
そこで今回は、その内容を少しだけ紹介します。



<マイクロソフトディベロップメントの例>


まず始めはマイクロソフトの女子高生AI「りんな」の開発担当をされている坪井一菜さんによる登壇が行われました。



まず、マイクロソフト自身は「次世代のUIは対話そのものが中心となる」という考えを持っているそうです。


そして、AIには2つの種類があり、ユーザーが質問した内容に対して答えを返す「生産性重視」のAIと、ユーザーの気持ちに沿った返答をする「感情重視」のAIに分類をすることができます。


例えば、「明日は晴れるかな?」という問いに対して「明日は晴れです」と返すのは生産性重視のAI。
明日はどこかお出かけするの?」と返し、人とコミュニケーションを行おうとするのが感情重視のAIです。
そして、マイクロソフトでは人間らしい自然な会話の実現を目指しているため、りんなは感情重視のAIとして開発が進められています。


人間らしい≠人間と同じ


ある日、人間らしさをさらに取り入れようとして、りんなに風邪を引かせたことがあるそうです。
この風邪を引くというのは、例えば、ユーザーが何か頼みごとをすると「りんな、風邪引いているから無理!」といった返答をするといった具合のものです。


これがユーザーから大クレーム。「なんで出来ないんだ」「F○CK」などといった声が寄せられたとのこと。
このことから、りんなはあくまでもAI(機械)であり、人間らしい部分の追求は、決して人間と同じにすれば良いわけではないという気づきを得たそうです。


この登壇のまとめ


プレゼンシートそのままですが。



・対話が未来のUIとなる
・「感情」が人と機械を繋ぐ
・人間らしさ≠人間と同じ
・未来のUI「デザイン」=キャラクター ※1


※1:ローソンのあきこちゃんはりんなとの連携を行なっています。ただ、そのまま連携させてもあきこちゃんらしさは出ないため、言葉遣いを含め、きちんとキャラクターの持つ性格に沿った返答の仕方をしましょう。という話しだっと思います。


<iettyの例>


もうひとつの登壇紹介はオンライン接客型の不動産屋さんのiettyです。



[画像参照:ietty公式サイト、https://ietty.me/より]


最初は人力だった


このiettyはオンライン上でいつでも24時間365日、不動産の接客対応を行うサービスとしてスタートしたそうです。
しかし、当時は人力にて対応しており、さすがにこのままでは負担が大きいとしてAIによる接客サポートの導入がスタートしました。


適切な導入シーンを見極める


AIの導入にあたりiettyでは、顧客との一次対応部分にAIを用いることになります。
まずはAIにユーザーの希望条件を聞かせ、その上で専門家がいるチャットセンターに繋ぐといった仕組みにし、人の負担を軽減させました。



この登壇のまとめ


その他にもslackでの連携や、UIの設計にも触れられており、非常に濃い登壇内容でしたが、真剣に聞いていたら写真を撮るのを忘れたので、登壇のまとめ(これもプレゼンシートまま)。




・AIの特性を知る
→そもそもやりたいことはAIで実現するのが効果的か、技術特性から発想するためエンジニアと共有する


・効果的なAI導入シーンを見極める
→特性に応じて人間と接客シーンを分担する


・AIの担当するシーンの具体化
→ プロトタイピングやライティングなどプロダクトマネージャーまたはデザイナーがメインになって担当するフェーズ


<まとめ>


今回、紹介した2つの登壇以外にプラスして3社の事例を知ることが出来ました。
どの会社も決して機械化を進めて、人の仕事を無くそうと働きかけるものではなく、機械でやれば良いところ、人間でしか出来ないところの線引きをし、
上手にAIを取り入れている印象を持ちました。


特にiettyの登壇内容は、いなせりにおいて新機能開発を行う上でのヒントになるものであり、
先日掲載した「仲卸の”目利き”力をIT化する」に上手く取り込めるのではないかと感じ、非常にこの分野の可能性を感じました。



個人的には今後、必ず必要になる分野だなと思ったので、趣味程度でちょっと勉強してみようかと思います^^
ちなみに、マンガ「AIの遺電子」は結構、面白いのでおすすめです。


それでは。


[タイトル画像参照:connpass公式サイト、https://ui-crunch.connpass.com/event/54732/より]


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