いなせりブログ

いなせりブログでは、いなせりスタッフの日常や
魚河岸の魅力をお届けします!

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こんにちは。アシスタント改め、ホヤスペシャリストの五十嵐です。


とにかく私、肩書きにしてしまうほどホヤが大好きなんです!


大好きすぎて、学生時代に行動生態学を専攻し、ホヤやカイメンといった動かない無脊椎動物の体の中に卵をあずける魚の繁殖生態について研究していました。


ということで、今回はあまり取り上げられることのないホヤの生態と食べ方についてご紹介したいと思います!


ほや、ホヤ、海鞘。



海のパイナップル」とも形容される可愛らしい外観、
好きな人を虜にしてやまない独特な磯の風味と味覚の充実感...たまりませんね。



~ホヤってどんな生き物?どんな食べ物?~



大人になって海底に生えている写真のような姿は植物のようですが、意外にも世界に1500種以上もの仲間がいる動物です。
幼生時はおたまじゃくしのような姿で泳ぎ回ることができることもあって、れっきとした動物と言えます。※風の谷の○○シカのオームではありません。


天然では本当に指先サイズから顔サイズまでさまざまな大きさのものが沿岸の浅瀬から深海まで広く分布しています。
東北太平洋側で広く採集される天然ものと三陸沿岸で養殖されるものがあり、現在築地ではこぶし大程度のもので養殖ものは1個150円前後、天然ものは250円前後で売っているのを目にします。


好みによって養殖と天然どちらがいいかは評価が別れています。個人的には養殖もののほうが磯の風味が抑えめで食べやすいのに対して、天然物は風味が強烈で歯ごたえが強い通好みの味だと思います。
住んでいる環境で形や味が大きく変わってしまうようですが、一般に張りがあるものが新鮮で美味しいく、いわゆる変な臭みが少ないと思います。



~ホヤの食べ方をご紹介~


よく食べられる食べ方の中で個人的なランキングを作ってみました。


1位 蒸しボヤ
蒸すことで嫌われがちな苦味や磯臭さも薄くなり食べやすくなります。しかも、香ばしさと旨味が凝縮され、食感も殺されることなく、むしろ水分が適度に抜けたことにより歯ごたえも楽しいです。
蒸すことで素晴らしい酒の肴へと変貌を遂げます。万人受け、初心者の食べ方だと思います。


2位 三杯酢和え
三杯酢が癖を和らげるが蒸したホヤに比べると磯の風味を損なわない気がします。ホヤ中級者の食べ方だと思います。


3位 ホヤ汁で食べるお刺身



ホヤを愛する人は、この食べ方でまず愛を伝えましょう。「海を食べているよう」と形容されることもある食べ方ですが、その通りで、もっとも命を感じ、採れた場所の海水も一緒にいただいて、ホヤと1つとなることができます。
自分で海から採集してきてすぐ海上で食べられることから、思い出と結びついて更に◎です。上級者向けですが...。


※ちなみに、いなせりでは、今回ご紹介した「ホヤ」絶賛販売中です!こちらからご覧ください!


~最後に~


その他、茹でや炒め、干し、酢味噌和えなども試しましたが個人的にはこのようなランキングになりました。
今回ホヤのことを調べなおすにあたってホヤやきそばやバター焼き、ホヤしゃぶなどまだ見ぬホヤ料理を見つけることができました。


自分の創造性のなさを恥じるとともにぜひこれからも色々な食べ方を工夫してよりホヤライフを楽しんでいこうと思います!


ホヤに片思いしている私よりもホヤを愛する人たちによる、注目すべき団体もあります。
その名も、「ほやほや学会」!


ホヤ好きが集まるプラットフォームとしてホヤに関わる情報を発信しており、イベントの開催・告知などもしていらっしゃいます。
ぜひ見ていただいて、今後のホヤ生活を充実したものにしていただければと思います。



~ホヤのイベント情報~



ほやほや学会も協力して、 5/3 にホヤ祭りが仙台勾当台公園(仙台駅から地下鉄南北線で二駅)で10:00より開催されます!
昨年は1万人近い人が訪れた、伝説のホヤイベントです!ぜひ、春の新年度にホヤデビューしていろんな味覚に挑戦してみませんか?


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